京立商事

フロンとは
正式にはフルオロカーボンといい、炭素とフッ素の化合物です。無毒性・不燃性・化学的安定性といった優れた性質をもっており、それによって空調機器や冷凍庫・冷蔵庫などの冷媒として広く一般的に使用されています。オゾン層を破壊する物質として法律で大気放出が厳しく禁止され、段階的に製造が縮小・中止されています。また地球温暖化にも悪影響があるため、順次影響の少ないものへの切替えが進められています。

クロロフルオロカーボン

クロロフルオロカーボンChloro Fluoro Carbon

主な冷媒用途

低温冷凍機
カーエアコン
電気冷蔵庫

特徴

オゾン層の破壊程度が高い化合物。
1995年末に生産中止。

代表的な冷媒

CFC-11、12、113、114、115 等
R502(CFC115とHCFC22の混合物)

オゾン破壊係数

0.6〜1.0

地球温暖化係数(GWP)

4750~14400

ハイドロクロロフルオロカーボン

ハイドロクロロフルオロカーボンHydro Chloro Fluoro Carbon

主な冷媒用途

パッケージエアコン
ルームエアコン

特徴

オゾン層の破壊程度が比較的小さい化合物。
1996年から生産規制。2019年末で生産中止。

代表的な冷媒

HCFC-123、22 等

オゾン破壊係数

0.02〜0.055

地球温暖化係数(GWP)

77~1810

ハイドロフルオロカーボン

ハイドロフルオロカーボンHydro Fluoro Carbon

主な冷媒用途

カーエアコン
ルームエアコン
パッケージエアコン
電気冷蔵庫
各種冷凍庫

特徴

オゾン層の破壊がない代替物質。
ただし温室効果ガスとして地球温暖化に影響。

代表的な冷媒

HFC-134a、152a、32、143a、125、404A、407C、410A 等

オゾン破壊係数

0

地球温暖化係数(GWP)

124~4470

ハイドロフルオロオレフィン

ハイドロフルオロオレフィンHydro Fluoro Olefin

主な冷媒用途

カーエアコン
業務用冷凍冷蔵装置
各種冷凍機

特徴

オゾン層を破壊せず、地球温暖化係数も極めて低い次世代冷媒。

代表的な冷媒

R-1234yf
R449A
R452A
R463A 他

オゾン破壊係数

0

地球温暖化係数(GWP)

4

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